図地反転型アンビグラムは考え方が特殊で、慣れるまでは見つけ方がわかりにくいです。考え方の基本を軽く解説します。
基本は「文字のネガティブスペースを見ること」です。一方の文字の図が他方の地に、一方の地が他方の図に対応するので、この「文字のネガティブスペースを見ること」を双方向からおこなうといいことが多いです。
またこのとき、「文字の隙間」だけでなく「文字の外側」も他方の筆画と対応させることに留意すると幅が広がります。
文字の外側も対応させられる
一度制作過程を踏むと考え方がわかって思いつきやすくなりそうだと思うので、ぜひ以下の練習問題で図地反転型アンビグラムを制作してみてください。制作例を見てヒントにしつつでもかまいませんが、何も知らない状態で1から考える体験は最初の一回しかできないので、ぜひじっくり考えてみてください。
初級編
「亞/米」
「元/示」
「市/行」
「足/元」