読めるアンビグラムはとてもすばらしいです。しかしそれと同列に読めないアンビグラムもすばらしいと思います。
仮に可読性のみこそがアンビグラムのよさなのであれば、「S」の回転型アンビグラムなどこそが最上ということになりますが、そう考える人はすくないと思います。可読性のみならぬ何か特別なことをする分、すこし字形は崩れ、多少可読性が落ちるのはよくあることです。
アンビグラムのよさは可読性だけではなく、デザイン性、技巧性、メッセージ性などいろいろな方向性にあり、さまざまなパラメーターがあります。
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9文字が同じ形で対応している
一般的な作字・タイポグラフィでも、可読性を下げることによっておもしろさやデザイン性、洗練性などを得ることがあります。